
代表取締役社長 丸山次郎 |
1993年マイクロ波応用製品の研究と
CCDカメラの開発を主とした研究開発型企業を目指して
「アールエフシステム研究所」創業

マイクロ波とカメラの組み合わせ、
これが我が社の技術のポイントです。
創業当初は、お金も何もありませんから。
我々が持っていたのは、「何か違うものをつくってみせる」という情熱というか、
夢というか、エネルギーしかないんです。

現在 世界のワイヤレス口腔内カメラのうち、
85%がアールエフ製なんです。

鉄道模型搭載カメラから医療へ。
世の中、どこにビジネスチャンスが転がっているか分からない。
たぶん秋葉原あたりでうちの製品を買ったんだと思いますが、それを自分で改造して、鉄道模型に乗せていた人がいたんです。
その人のことは何かの記事で紹介されていて知ったんですが、私は鉄道模型の趣味はないけれど、確かに模型の列車からの視点でものが見れたら面白そうですよね。なるほど、コードレスの無線カメラという特徴を生かした使い方でもあると。
それで鉄道模型用のカメラを作りました。そうしたら、なんの前触れもなしに米国で働いていた歯科医の方が、何かの用事で日本に帰って来られた時に、突然うちの会社を訪ねてきた。歯科医の方は、小さな模型電車に載せるカメラを持ってきて、「この先端部分を少し改良して、口の中を見ることができるカメラをつくってくれないか」と。
そこからスタートしたんです。
当時模型電車用のカメラは、38,000円で売っていたんです。
「ここまで安くする必要はないが、もう少しデザインを整えてほしい。いま絵を描くから、その形にしてくれ」と。
そこで、その夜から開発を始めて、二ヶ月半くらいで試作品をつくって送りました。その先生に会わなければ、医療分野には進出していなかったでしょうね。
世界に進出するきっかけは歯科用のカメラの開発を始めたことです。

現在私は、NORIKA(現Sayaka -次世代カプセル内視鏡-)なるものを創り、電気の世界に身を置いている。
小学校の3年生頃に電気という「超マジシャン」に出会い、そのマジックを自分でも操れるようになって周りに見せたい、きっかけは多分そんなことだったような気がする。早いもので、あれからもう半世紀になる。
我々は幸せに生きていかねばならない。そしてすべての技術はそのためにのみ発展すべきものである。
結局、最も大切となるのは技術ではなく、それを操る人間であるのだ。
人々を幸せにする、そんな技術や技術者、起業家が一人でも増えるように、
これからも何かできればと願っている。
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